築30年の山の新居は、前オーナーさんが奥様と2人でとても綺麗にお住まいだった様子だけれど、さすがに30年なのでどうしても蓄積してしまった汚れがちらほら・・・。
特に、浴室は在来のタイル張りで、タイル床に灰色~黒い汚れが・・・。
最初は単純にホコリ汚れだと思っていたけれど水で流してみたけれど、全然取れない・・・。
セスキ炭酸を撒く・クエン酸を撒く・ハイターを撒く・カビ取り剤を撒く・バススポンジでこする・金属タワシでこする・・・など試してみたけれど、全然取れない。
強敵すぎる。
そして、風呂場内の樹脂製カウンターは白っぽい水垢に覆われていて、隅っこに黒カビも・・・。
脱衣所の陶器の洗面台と、なぜかトイレの手洗いボウルまで、全体的にガリガリの白い水垢に覆われている。
うちの集落は山の深井戸を利用した共同水道なので、ミネラル?が多いせいかもしれない。(車で20~30分圏内に温泉多数なのはありがたいけど~)
水垢についてAIでググってみると、
カルシウムスケール
- 水道水に含まれるカルシウムが主成分の水垢で、最もよく発生するタイプです
- 白いウロコ状の汚れで、鏡や浴槽などに付きます
マグネシウム系水垢シリカスケール
- 水道水に含まれるケイ酸が主成分の水垢で、最も落ちにくいタイプです
- 濡れると消え、乾くと浮き出る特徴があります
- ガラスや塗装に堆積して固着するとウォータースポット化します
との回答。
そこで、プロの方のおそうじ動画とおそうじサイトを見まくり。
参考になったのが「允・セサミ」という会社のサイトとYouTubeのタジマクリーンサービスさんの動画。
まとめるとこんな感じ↓(もし間違ってたらコメントなどでご指摘ください)
①日常的な皮脂汚れ・黒ずみを落とす⇒アルカリ性の洗剤
② ①でも落ちなかった金属石鹸(石鹸・ボディソープの脂肪酸+水道中のマグネシウムの結合)系の汚れを落とす⇒以下②~④は酸性洗剤
③ ②でも落ちないカルシウム系の汚れを落とす
④ ③でも落ちないシリカ系の汚れを落とす
⑤ 黒カビを落とす
が必要とわかり、あれこれお風呂掃除洗剤を購入。
合計で1万5千円くらい。
(ダスキンさんのプロの技を拝見するため
に依頼したかったけれど、うちのお風呂が1.5坪あり広めなのと、要事前見積もりということでスケジュール的に間に合わず・・・)
①まずこれで浴室全体の皮脂・石鹸汚れをはがす
②これでも落ちなかった金属石鹸汚れをこれで落とす
③ 水道蛇口など水回りのカリカリ系のカルシウム系の汚れはこれで落とす(これは塩酸ではなくてリン酸メインなので、メッキ系に塗っても比較的変色が少ないそう)
ついでに、リン酸が効かなかった場合にそなえて、塩酸系の毎度おなじみのこれ
④のシリカ(二酸化ケイ素)系の汚れ(乾くと白く浮かび上がってくる)は、まだ経験していないので今回は買っていないけれど、これがお勧めとのこと。
(タジマクリーニングサービスさんの動画で紹介されていた)
⑤カビ取り剤はたくさんあるけれど、これが8時間以上横ダレしなくてオススメらしい。(185グラムサイズもあるけれど、私は浴室全部のタイル目地に使う予定なので思い切ってこちらを購入)
⑥クレンザー系はこれ。
こちらは「湯の花と石鹸が主成分で、ミクロの粒子で汚れを落とすユーザー納得の自然派クレンザー」らしく、環境負荷も少なさそうでうれしい。
上の洗剤で汚れを取った後にこのクレンザーで磨くとすっきりピカピカになって少しの撥水効果もあるそう。
上では対応できない汚れに対する酸性クレンザーはこれ
(ついでに、プロ用のタイル洗い用ソフトステンレスブラシも有効との情報を得たものの、お値段4000円で諦めた)
果たして、何をしても取れなったお風呂のタイルの床は、綺麗になるのか???
これだけ揃えたんだから、何かヒットしてほしい・・・。